【備忘録】macOS High Sierra でAdobe CSシリーズを起動する方法

Adobe CSシリーズをインストールしたimac 2011を、macOS High Sierra でつかっていたところ、起動時に以下の急にエラーが出てしまいました。

「High Sierra JavaSE 6シリーズを入れてください」

とっても焦ってどうしたら良いか分からなくなりました…⤵︎
よく考えてみればわかることでしたが、macOS High Sierraは、Java 6をサポートしていないため、macOS High Sierra へアップデートすると、Adobe CSシリーズは起動できなくなってしまいます。

でもご安心ください。macOS High SierraでAdobe CSシリーズは起動できるのです!

ということで、今日のエントリーは、macOS High Sierra でAdobe CSシリーズを起動する方法を記していきます。

目次
Java 6の2つのディレクトリを作成すれば、Adobe CSシリーズは起動できる
macOS High Sierra でAdobe CSシリーズを起動する方法
不具合はあるのか?
クリーンインストール後に、Adobe CSシリーズを新規インストールする方法
まとめ

Java 6の2つのディレクトリを作成すれば、Adobe CSシリーズは起動できる

実は、macOSでAdobe CSシリーズを起動する際、Java 6は使っておりません。

では何を見ているのかというと、Java 6の2つのディレクトリの有無をチェックしているだけです。なので、2つのディレクトリを作ってしまえば、Adobe CSシリーズは起動するのです。

Java 6の2つのディレクトリを作成

お使いのMacの中に、以下のディレクトリを作成すれば、macOS High Sierra でAdobe CSシリーズを起動することができます。

/System/Library/Java/JavaVirtualMachines/1.6.0.jdk
/System/Library/Java/Support/Deploy.bundle

Rootless による制約

でもね、El Capitan以降、macOSにはRootlessと呼ばれるセキュリティ機能(System Integrity Protection)が導入されました。macOSでは、管理者権限でログインしたとしても、「/System/Library」内に、ユーザーがディレクトリを新規に作成できない仕様になっています。

どうするのかというと、Appleが開発者向けに提供している、Rootlessを無効化するコマンド「csrutil」を使うことで、問題は解決します。今回、このコマンドを使って、「/System/Library」内に、Java 6の2つのディレクトリを新規作成します。

macOS High Sierra でAdobe CSシリーズを起動する方法

お待たせしました。以下の手順を行えば、macOS High Sierra でAdobe CSシリーズが起動できます。

    リカバリモードで起動
    Rootlessを一時的に無効化する
    再起動してOSを立ち上げる
    Java 6の2つのディレクトリを作成
    再びリカバリモードで起動
    Rootless を再び有効化

再起動するとAdobe CSシリーズが使える

1. リカバリモードで起動

Command ⌘ + Rを押しながら、電源ボタンを押して起動します。

2. Rootlessを一時的に無効化する

Rootlessを一時的に無効化します。

リカバリモードで起動したら、ターミナルを開きます。

ユーティリティ→ターミナル

リカバリモード ターミナル

ターミナルで、次のコマンドを入力します。

csrutil disable

csrutil disable

これで、Rootlessが一時的に無効化されます。以下の画面が出てきます。

Successfully disabled System Integrity Protection. Please restart the machine for the changes to take effect.

Rootless 一時的に無効化

3. 再起動してOSを立ち上げる

再起動して、管理者アカウントで、macOS High Sierraを立ち上げてください。

4. Java 6の2つのディレクトリを作成

Rootlessが無効化されているので、Java6の2つのディレクトリを作成することが可能です。

ターミナルを開きます。

アプリケーション→ユーティリティ→ターミナル

次のコマンドを実行します。コマンドは長いので、右端までスクロールして全てをコピーします。

sudo mkdir -p /System/Library/Java/JavaVirtualMachines/1.6.0.jdk /System/Library/Java/Support/Deploy.bundle

コマンドを入力すると、管理者パスワードが求められるので、入力します。

Java6のディレクトリ 作成

5. 再びリカバリモードで起動

Command ⌘

+

R

を押しながら、電源ボタンを押して起動します。

6. Rootless を再び有効化

一時的に無効化したRootlessを、再び有効化します。

リカバリモードで起動後、ターミナルを開きます。

ユーティリティ→ターミナル
ターミナルで、次のコマンドを入力します。

csrutil enable
csrutil enable

Rootlessが再び有効化されます。以下の画面が出てきます。

Successfully enabled System Integrity Protection. Please restart the machine for the changes to take effect.

Rootless 有効化

7. 再起動するとAdobe CSシリーズが使える

再起動するとAdobe CSシリーズが使えるようになっています。

しかし、時折、ここでも、ダメと返事が来ることがあります。その際は諦めずに、再度、1からやり直してみてください。

2度目、3度目で通過してつかえ?ようになる時があります。

自分もそうでした。

不具合はあるのか?

わたくしが受講サポートで常に使うのはCreative CloudのPhotoshop とIllustratorとdream weaverですが、時々あるアプリケーションは、Photoshop CS6とIllustrator CS6とdream weaver CS6です。

このアプリに関しては、全く問題なく使えます。頻度は少ないですが、どちらのアプリも、終了時にクラッシュすることがあります。Adobeでサポートしている方法ではありませんので、このくらいは我慢しないとねww

クリーンインストール後に、Adobe CSシリーズを新規インストールする方法

クリーンインストール後に、Adobe CSシリーズを新規インストールすることも可能です。

macOS High Sierra をクリーンインストール
先ほど説明した「macOS High Sierra でAdobe CSシリーズを起動する方法」に従って、Java 6の2つのディレクトリを作成
Adobe CSシリーズを新規インストール
ファイルシステムがAPFSになっても、Adobe CSシリーズは起動できるの?

macOS High Sierraは、ファイルシステムがAPFSになります。APFSでも、問題なくAdobe CSシリーズは起動できますので、ご安心ください。

まとめ

以上が、macOS High Sierra でAdobe CSシリーズを起動する方法です。

CS3からCS6すべてのバージョンが、macOS High Sierra で起動しますので、CSシリーズをお持ちの方は、是非お試しください。

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