
目次
【VBA(Visual Basic for Applications)とは】
ExcelやAccessなどのアプリケーションに、指示した通りの処理を実行させる機能をマクロといいます。
VBAは、マクロにExcelやAccessへの指示を記述するための言語で、Visual Basicをベースに、マイクロソフト オフィス製品用に開発されたプログラミング言語です。
VBAを使うことで、ExcelやAccessを自在に制御することが可能になるので、ルーティンワークの自動化や大量データの一括処理、または業務システムの開発など、企業内で多岐にわたって活用されています。
取得するメリットは!!
メリット1 : マクロ・VBAスキルを証明
業務を効率的に遂行することのできるマクロ・VBAスキルを客観的に証明します。
資格はExcel・Accessの2つのアプリケーションで『ベーシック』『スタンダード』の2つのレベルを準備されています。
メリット2 : 対策学習が、実務に直結!!
実際の業務で多用される機能・プログラムコードを重視した試験なので資格取得だけでなく、実務力を養成することができます。
メリット3 : 業務や作業効率が向上!!
実際の業務で多用される機能・プログラムコードを重視した試験なので資格取得だけでなく、実務力を養成することができます。
メリット4 : 就職・転職時の実力アピールに!!
マクロ・VBAは業務の効率化やシステム開発に活用されているため、就職・転職時をはじめ、社内でも高いスキルをアピールできます。
メリット5 : 取得結果をスピーディーに活用できる
「合否」の結果は受験後すぐに判定。取得したその日から履歴書に記載して就職活動に活用できます。
メリット6 : 雇用メリットより採用に有利
業務や作業効率の向上により、企業におけるコスト削減が期待できるなど雇用側にもメリットがあり、就職・転職時に有利。
それぞれの試験概要をご確認ください。
- Excel VBAベーシックの概要等
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Excel VBA ベーシック : 試験概要
Excel VBA ベーシックは、Office製品のバージョン2000から2013までを対象としたExcelのVBAスキルを測定します。
この科目は、Excel VBAの基本文法を理解し、Visual Basic Editorを使った基礎的なマクロの読解・記述能力を診断します。
ベーシックレベルで診断するスキルには、変数、セル・シートやブックの操作、条件分岐、ループなどが含まれます。項目 内容 問題数 40問前後 出題形式 択一問題、複数選択式問題 試験方法 コンピューター上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式 試験時間 50分 合格基準 650~800点(1000点満点) 問題の難易度によって上下します。 受験料(一般) 12,960円(12,000+消費税8%) 受験料(割引受験制度適用) 11,664円(10,800+消費税8%)VBAエキスパート割引受験制度について Excel VBA ベーシック : 出題範囲
Excel VBAベーシック試験の出題範囲は下記の通りです。
サンプル問題もご用意されていらっしゃるようですので、ご希望の方は下記よりお試しください。大分類 小分類 1.マクロとVBAの概念 - マクロとは何か
- VBAとは何か
- VBAの特徴
- Visual Basic Editorの操作と画面
- ブックとマクロの関係
- セキュリティレベル
2.マクロ記録 - マクロ記録とは
- マクロ記録の限界
- マクロ記録の活用方法
- 記録のしかた
- 記録される場所
- 標準モジュール
- 個人用マクロブック
3.VBAの構文 - オブジェクト式
- ステートメント
- 関数
- 演算子
- モジュールとプロシージャ
4.変数と定数 - 変数の意味
- 変数の宣言
- 変数の代入と取得
- スコープ
- 定数の意味と使い方
5.セルの操作 - RangeとCells
- セルにデータを入力する
- セルのデータを取得する
- セルの書式設定
6.ステートメント - If…End If
- For…Next
- With…End With
7.ブックの操作 - ブックを開く
- ブックを保存する
- ブックを閉じる
8.シートの操作 - シートを挿入する
- シートを削除する
- シートに関連する基本的な操作
9.デバッグの基礎 - デバッグとは
- 論理エラーと文法エラー
- イミディエイトウィンドウ
- ブレークポイント
- ステップ実行
10.マクロの実行 - Visual Basic Editorから実行する
- [マクロ]ダイアログボックス
- シート上にボタンを配置する
- メニュー/ツールバーに登録する
- クイックアクセスツールバーに登録する
- Excel VBA スタンダード : 試験概要等
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Excel VBA スタンダード : 試験概要
Excel VBAスタンダードは、Office製品のバージョン2010から2013までを対象としたExcelのVBAスキルを測定します。
プロパティやメソッドなど、Excel VBAの基本文法を理解してベーシックレベルよりも高度なマクロを記述・読解する能力を診断します。
スタンダードレベルで診断するスキルには、ベーシックレベルの内容をより深めた知識に加えて、配列、ファイルの操作、OLE、ユーザーフォームの利用などが含まれます。項目 内容 問題数 40問前後 出題形式 択一問題、複数選択式問題、穴埋め式問題 試験方法 コンピューター上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式 試験時間 50分 合格基準 650~800点(1000点満点) 問題の難易度によって上下します。 受験料(一般) 14,580円(13,500+消費税8%) 受験料(割引受験制度適用) 13,176円(12,200+消費税8%)VBAエキスパート割引受験制度について Excel VBA スタンダード : 出題範囲
Excel VBAスタンダード試験の出題範囲は以下の通りです。
なお、スタンダードレベルの出題範囲には、ベーシックの出題範囲についての理解度も含まれます。大分類 小分類 1.プロシージャ - 引数の意味
- 引数の宣言
- 値渡しと参照渡し
2.イベント - イベントとは
- ブックのイベント
- シートのイベント
3.ステートメント - Select Case
- Do…Loop
- For…Eachほか
4.関数 - よく使う関数
5.エラーへの対処 - On Error Goto
- On Error Resume Next
- Errorオブジェクトほか
6.APIとOLEオートメーション - OLEオートメーションの概念
- OLEオートメーションの使い方
- OLEオートメーションの注意点
- APIの概念
- APIの使い方
7.変数と配列 - 静的変数
- 動的配列
- オブジェクト変数
- ユーザー定義型
8.レジストリの操作 - レジストリの概念
- レジストリ操作の注意点
- レジストリに登録する
- レジストリを取得する
- レジストリを削除する
9.ファイルの操作 - テキストファイルの操作
- ファイルのコピーと移動
- フォルダの操作
10.ユーザーフォームとメニューの操作 - ユーザーフォームの操作
- コントロールの操作
- メニューとツールバーの操作
- Access VBA ベーシック : 試験概要 等
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Access VBA ベーシック : 試験概要
Access VBA ベーシックは、Office製品のバージョン2000から2013までを対象としたAccessのVBAスキルを測定します。
データベースの基礎知識、Access VBAの基本的な文法をはじめ、関数、オブジェクトの操作、SQLの基礎的な理解力を診断します。
変数、配列(1次元)、条件分岐、ループなどのほか、Visual Basic Editorを利用しての編集・デバッグの基礎などが含まれます。項目 内容 問題数 40問前後 出題形式 択一問題、複数選択式問題 試験方法 コンピューター上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式 試験時間 50分 合格基準 650~800点(1000点満点) 問題の難易度によって上下します。 受験料(一般) 12,960円(12,000+消費税8%) 受験料(割引受験制度適用) 11,664円(10,800+消費税8%)VBAエキスパート割引受験制度について Access VBA ベーシック : 出題範囲
Access VBAベーシック試験の出題範囲は下記の通りです。
サンプル問題もご用意しておりますので、ご希望の方は下記よりお試しください。大分類 小分類 1.データベース基礎 - テーブル・インデックスの作成/設計
- Accessオブジェクト/セキュリティ/配布など
2.SQL基礎 - クエリの基本
- テーブルの作成/削除
- レコードの選択
- 絞り込み/並べ替え
- テーブルの結合
- 集計クエリ
- レコード追加
- レコード更新
- レコード削除
3.マクロとDoCmd - オブジェクト操作
- レポート操作
- クエリの操作
- データ操作
- Autoマクロ
- その他のAccess操作
4.フォームとレポート - フォーム/レポート操作
- コントロール
- イベント
5.Visual Basic Editorの使い方 - 基本操作
- Visual Basic Editorのデバッグ支援機能
- 実行時エラー/文法エラーの対処
- その他の設定など
6.VBAの基礎知識と文法 - 文字列編集
- 演算/計算
- 論理式
- コードの記述
- プロシージャ/サブルーチン
- 実行制御
- 変数/定数/配列
- 組み込み関数
- Access VBA スタンダード : 試験概要 等
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Access VBA スタンダード : 試験概要
Access VBA スタンダードは、Office製品のバージョン2000から2013までを対象としたAccessのVBAスキルを測定します。
データベースの基礎、VBAの基本構文、SQLなどBasicレベルのスキルに加え、より高度なプログラムを記述・理解する能力を診断します。
クラスモジュールやコンポーネントの利用、ファイル操作、ADO/DAOの利用、Visual Basic Editorの利用とエラーへの対処方法などが含まれます。項目 内容 問題数 40問前後 出題形式 択一問題、複数選択式問題、穴埋め式問題 試験方法 コンピューター上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式 試験時間 60分 合格基準 650~800点(1000点満点) 問題の難易度によって上下します。 受験料(一般) 14,580円(13,500+消費税8%) 受験料(割引受験制度適用) 13,176円(12,200+消費税8%)VBAエキスパート割引受験制度について Access VBA スタンダード : 出題範囲
Access VBAスタンダード試験の出題範囲は下記の通りです。
サンプル問題もご用意しておりますので、ご希望の方は下記よりお試しください。大分類 小分類 1.VBAエキスパート「Access VBA Basic」レベルの理解 - データベース基礎
- SQL基礎
- マクロ/DoCmd
- フォーム/レポート
- Visual Basic Editorの使い方
- VBA基礎知識・文法
2.SQL応用 - 絞り込み/並べ替え
- その他のクエリに関する知識
- リレーションシップ
- テーブル属性の変更
- インデックスの作成
- テーブルの結合
3.プログラミングのトレース能力とデバッグ - 論理(ロジック)
- 論理エラーの対処
- エラートラップ
- Visual Basic Editorのデバッグ支援機能(応用)
4.VBA応用テクニック - プロシージャ/サブルーチン
- 変数/定数/配列/コレクション/ユーザ定義
- プログラムの高速化と最適化
- フォーム間連携
- イベントプログラミング
- クラスモジュールのプロパティとメソッド
- Excel/Internet Explorerの連携・操作
- 参照設定(FileDialogオブジェクトの利用など)
- コンポーネントの利用(FileSystemObjectオブジェクトの利用など)
5.ADOやDAOによるデータベース操作 - ADOの基礎
- データベースの接続
- レコードの操作
- テーブルの操作
- トランザクション
- 外部データベースの利用
- 例外処理
- DAOを使ったMDB操作
スタンダードクラウンについて
Excel VBAとAccess VBAのスタンダードレベル2科目を取得した方に贈られる称号「VBAエキスパート スタンダード クラウン」についてのご案内です。
VBAエキスパート スタンダードクラウン(以下:スタンダードクラウン)は、Excel VBAとAccess VBAのスタンダードレベル2科目を取得したすべての方に贈られる称号です。
VBAを2種類のアプリケーションで活用できる、スキルの幅広さと高さを証明するスタンダードクラウンの認定証が発行されます。